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イラストのレイアウト講座や学び方

イラストのレイアウト講座や学び方

何気なく描いているイラストも注目してもらいたいキャラクターやポイントがあることがほとんどです。しかし、より見る人に理解されやすいイラストを描くためにはどの位置に描くのか、またどのような大きさや角度で描くのかがとても重要になってきます。ここでは意識すると効果的なイラストのレイアウトとその学び方についてご紹介します。

レイアウトとは「構図」のこと

イラストにおけるレイアウトとは「構図」のことをいいます。キャラクターや背景をどのポイントにどのように表現するかを決める時にとても重要になります。イラストを描くとき、最初はいつでも何もない空間から始まります。この何もない空間にキャラクターや背景などの要素を配置し、ひとつのシーンとして構成していくのがレイアウトです。ある程度の構図パターンを知っておき、自分が表現したいものに合うものを選んで取り入れて行くことで、より見た人にとってわかりやすいレイアウトになります。

効果的なレイアウト

レイアウトを決める時にまず大切なのは見る人に一番見せたいものをどのように見せるかを考えることです。ダイナミックに見せたいのか、控えめながらも何か大切なことを秘めているように見せたいのかなど、様々な表現方法がありそれぞれに適切なレイアウトを選択することでより効果的なインパクトを与えることができます。

三角構図
メインにしたいものを三角形で配置することをいいます。全体に安定感が生まれるのでバランスが良い印象を与えることができます。

三分割法
画面を縦横それぞれ3分割にして9等分にして配置していく方法で、3分の1の法則やダイナミックシンメトリーともいわれています。縦横にひいたライン上または交差点上に描きたいものを配置すると良いとされています。よくやってしまいがちなのがど真ん中に描きたいものをおいてしまうこと。これは良さそうに見えて平凡で単調なイメージを与えてしまうので、ひとつの演出として描かないのであれば避けるようにしましょう。

黄金比率
中世の絵画でも用いられていた方法です。レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」も同じ手法で描かれています。縦横の比率が「1:1.618」になっていて、1つのコマないし絵に対していくつもこの比率が組み込まれています。

専門の学校の講座でイラストを学ぶ

レイアウトはイラストの基礎となるので、専門学校やそれらが開催している講座などを受けることで、しっかりと学ぶことができます。講師は現役のプロ講師が採用されていることが多く、直接アドバイスをもらうことができるのですぐに実践に活かせてスピーディーな上達につながります。コンペや編集社への持ち込みなどを積極的に行っている学校もありますので、プロを目指したい人にとってはとても魅力的な内容となっています。


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